水位は基準となる水面の高さを表わす言葉です。河川や工場のタンクなど、様々な分野で水位計は使用されています。河川であれば水位票や量水板などで、大体の水位を見て取ることができます。しかし雨が降ったときなど、水位が上がっていて洪水が起こる予測をしなければならないときには正しい水位が必要です。水位計にはフローと式・測水注式・超音波式・圧力式の4種類があります。フロート式は構造がシンプルで故障が少なく、誰でも測ることができる方法です。他の方法で測って疑問が生じたときに、もう一度フロート式で測ることが有効とされています。何より、測る場所や用途の仕様を良く調べてから設置することが大切でしょう。また長期間の測定が必要なので、耐久性や耐食性にも気を付けなければなりません。

被害をできるだけ最小限にするための装置

洪水など過去に起こした河川では、細心の注意をして水害の被害を未然または最小限にしなければなりません。工場のタンクならば外から水位を推し量ることもできません。タンク内が適正な状態から外れてしまうと、設備を破損してしまうことになりかねません。水位計には測水注式という方法があり、管内に一定の間隔ごとにリードスイッチが設置され、フロートに内蔵された磁石にリードスイッチが反応してその時点での水位を測ります。設置しておけば自動で水位を測ることが可能で、フロートでは測れない場所にも設置することができます。さらに長期間の水位の経過を観察することで、いち早く危険を察知することができます。ただし、同じ方式であっても機能や性能に違いがあることを知っておく必要があります。

超音波式と圧力式の水位計について

超音波式では水面に超音波を発射して、どのくらいの時間で反射して返ってくるかで水位を測ります。超音波式は設置や使い方は簡単、測る対象の形状にも影響されない特徴を持っています。ですが水面が安定していることが条件となり、風や雨のために水面が安定していないときなどでは水位の誤差が出てしまう可能性があります。圧力式の場合、水晶や半導体などのセンサーを使って水位を測る装置です。故障しにくいセンサーを使っているので、長期間の安定した観測が可能となりました。いろいろな用途に使われ、最新技術を応用し、さらに高精度・高機能のセンサーも開発されています。圧力式はもっと使い易くなり、正確な水位を測ることができる装置といえます。ただし、製品ごとに定格圧力や過大圧力があることも承知しておいてください。